哲学対話の会(2018.12.15)報告

1年半ぶりに哲学対話の会を開催しました。初参加3名を含む6名で哲学対話を行いました。

テーマは主催者が設定するのではなく、当日参加した方がその場で問いを出し合ってみんなで決定しました。

 

◆出された問いは以下のとおりです。

①パワハラとは何か

②休みとは何か

③人間関係はどうあるべきか

④働きすぎはいけないことか

⑤どうすれば人をその気にさせられるか

⑥幸せって何だろう

⑦今の自分にとっての幸せとは何か

⑧みんなが幸せと思えないのはなぜだろう

⑨幸せとは何か、不幸とは何か

⑩やさしさとは何か

⑪(相手の立場に)寄り添うって何だろう

⑫哲学カフェは自己満足か

⑬なぜ偏った考えの人が生まれるのか

⑭モラル、倫理観とは何だろう

⑮社会的なモラルをもとに人を非難する人はなぜ嫌われるのか

⑯道徳とは何か

⑰すべての人が守るべきモラルはあるのか

⑱モラルの目的は何か

 

◆対話

上記の問いの中から、対話のテーマは「やさしさとは何か」に決定しフリートークしました。

・今の働き方改革は、国や会社の責任逃れ、本当に人にやさしい働き方になっていないのでは

・仕事でつらいときは、達成感がないとき、集団から自分が否定されたとき

・みんなが個性が発揮できる職場が理想だが難しい

・人にやさしい働き方とは、安心して働ける福利厚生があり、仕事がきちんと評価されること

・「思いやりにあふれた職場」とは

・お互いに厳しいことも愛をもって指摘できる関係がある職場

・スターバックスではスタッフ及びお客さまと尊敬と尊厳のある対等な関係を作ることを社訓の第一に掲げているらしい、尊敬と尊厳は職場に限らず大事な姿勢

・お互いに興味・関心を持つことが大事

・職場では干渉される、自由が制限されることに対してギスギスすることもあり、コミュニケーションは難しい

・関心を払われていないことに対する苛立ちを職場の人に感じたことがあった

・コミュニケーションはいつでも、だれでもうまくできるわけではなく、場の空気に左右される

 

などなど、年齢も立場もバラバラの6名(20代~70代?)で話しました。

 

※次回は1月20日(日)14:00~16:00を予定しています。