哲学対話の会(2019.8.31)報告

第7回(2019/8/31)は10名で哲学対話を行いました。

趣旨・ルール説明、自己紹介のあと、参加した人から問いを出し合いました。

 

出された問いは以下のとおりです。

① 考えることは本当にいいことなのか

② どうして人疲れするのか

③ わがままって何ですか

④ 対立した意見を持った人は本当にわかりあうことができるのか

⑤ 本当に日本は良い国なのか

⑥ 矛盾に対する感受性が高いとはどういうことか

⑦ 消費者としての役割・部分ばかり肥大化しているのではないか

⑧ 資本主義は今のままでいいのか

⑨ AIが進化することは人を幸せにすることなのか

⑩ 絶対とは何か

⑪ お金って何だろう、お金がなくなってもやっていけるのか

⑫ 昨日の自分と今日の自分が同じと思うのはなぜか

⑬ SNSなどで広い世界に目を向けることで失われるものは何か

 

これらの問いの中から「考えることは本当にいいことなのか」に問いを決めて対話を行いました。

・考えることのデメリットがある。考えすぎると日常生活に支障をきたす

・もやもやとの付き合い方

・考えると悩むは違うのか

・考えることにこだわるのはオリジナルな意味を欲しているのではないか

・現場から立ち上がる

・考えるのがよいか悪いかというと考える方向性次第ではないか

・思考停止は問題

・自分でコントロールできないことは考えないという割り切りもある

・考えることには中毒性がある、風通しが大事ではないか

・無から有は生み出せない。体験が大事

 

今回は問いの数は多くありませんでしたが、問いの意味を確認しあいながら、対話を行いました。一つの問いに対して、人によって全く違った意味や問題意識を見出していたことがわかり、改めて思い込みを排することの難しさを感じました。

次回は10月14日(体育の日)です。